久々のブログ更新です。
トップページでお知らせしているので、このサイトへアクセスされた方はもうご存知のことかと思いますが、大津瀬田唐橋に移転いたします。
本日、開店へ向けて工事が始まりましたので、ご報告いたします。
さっそく解体の模様などをお伝えとしたいところですが、その前に今日のブログではここに至るまでの経緯を書かせていただこうと思います。
新しいお店は築年数不詳の古民家物件を改装しての、いわゆる古民家カフェです。
以前からネットでテナント物件探しはよくやっていたのですが、この物件はほかのどの物件とも比較にならないほど、私たちにとっては魅力の多い物件でした。
この物件を見つけたときは深夜だったのですが、パっと見た瞬間に「コレだ!」って感じで興奮しちゃって、年甲斐もなく一晩眠れませんでした。笑
翌朝、家内に話をして、すぐに「見に行こう!」となり、不動産屋さんにすぐに電話、その日のうちに現場内覧しちゃいました。
家に帰って、内覧の時に撮影した写真を見ながら、私は「ココをああして、あそこをこうして…」と色々創造を膨らましていくのですが、イイ感じでイメージが出来上がってきます。
もう、この時点で私の腹は決まったも同然でした。今から5か月ほど前の2021年12月のとある日の事でした。
実はこの案件、当初は2号店として店を準備するという考えでした。
しかし、大きな障壁が前に立ちふさがりました。
コロナ禍です。
計画を立てているうちに、残念ながらこのコロナ禍では2店舗を運営できるだけの人件費を、捻出できない可能性がでてきました。
計画を立てる上では、目標値だけでなく、リスクを十分に検討しなければなりません。
残念ながら、計画通りにいけば問題ないのですが、計画通りに事が運ばない場合、それでもやっていける見込みが立たなければ、前に進めません。
諦めるか…。
こんな良い条件の物件はなかなか巡り合えません。
すぐには諦められませんでした。
1週間以上かけて、細部まで綿密に計画値を出し、営業シミュレーションを幾パターンも検討しました。
そうして、行きついたのが移転案でした。
新しい環境で店をすることに胸は弾む反面、長年営んできた愛着ある店を手放すことに、後ろ髪を引かれます。
かなり悩みました。
悩みに悩みぬいた結果、出した結論が移転でした。
一度決めたら早い性分です。
それからは一気に資金調達と、テナント契約のための様々な調整に、あれこれと手を尽くし、なんとか道筋がついたのが、令和4年3月の末でした。
ここに至るまでの経緯はざっとこんなところです。
本日、いよいよ新しいジンタの開店へ向けて、工事が始まりました。
まずは、解体です。
次のブログでは、どんな感じで解体されていくのかを、書こうと思いますので、楽しみにしておいてくださいね。
追伸)
カフェジンタ三条烏丸の営業は5月8日までとなります。
新店舗の営業スタートは5月末~6月初旬ころを予定しています。