こんにちは。カフェジンタの小野仁土です。
今日、長らくぶりに耳鼻科を受診しました。
というのも、副鼻腔炎の症状が再発したからです。
あれ?タイトルでは副鼻腔炎を劇的に症状軽減させたとあるが・・・・そう思いますよね。
確かにそうなんです。
カフェジンタのメールマガジンをご購読の方はご存知だと思うのですが、私の糖質制限のそもそものきっかけは副鼻腔炎です。
この記事を読まれる方の中には、事情をよく知らない方も大勢いらっしゃると思うので、なぜ私が糖質制限をはじめたのかというところ辺りから、お話させていただきますね。
もくじ
7年前私は以前は糖質摂取の権化のような生活を送っていました。
朝からもりもり丼ご飯を食べて、昼などは忙しいもんだから、仕事の合間にカレーライスかなんかを、かきいれるように食べてました。
夜はビールをグビグビ飲んで、深酒した日は深夜にお腹が減って、〆のラーメン。
朝も、昼も、夜も、ぜーんぶ大盛りです♪
あのまま、過ごしていたら、どうなったでしょう…。
まず間違いないのは、恐らく体重は今より10kgはあったでしょうね。
ですが、糖質制限を始める前は体重よりも体調不良のほうが深刻な悩みでした。
今より7年前のことです。
年に何度かの繁忙ピークであるゴールデンウィークのまっただ中に、まさかのインフルエンザを患い5日間も臨時休業することになってしまったのです。
たくさんのお客さんに来てもらえる絶好機に、床に臥すほど悔しいことはなありません。
そもそも、なぜそのようなことになったのかといえば、通院治療をしていたとある病気が発端でした。
その年の3月頃は花粉症があまりにもひどく、耳鼻科にお世話になっていたのですが、花粉症から副鼻腔炎に至っているという診断をうけて、大量の薬を常用していたのです。
更に薬治療では不十分なため、副鼻腔の手術が必要ということで、8月に実施するスケジュールで、それにむけて薬治療をしていました。
先生に花粉症の根本的な対策を尋ねても、「先天的なアレルギー反応だから、アレルゲンを避けるしか方法はない。」
つまりマスクする以外に対策はないとのこと。
腑に落ちないままに、通院生活を送っていたのですが、薬を飲めども飲めども花粉症の症状は治まりません。
それどころか、炎症が喉まで広がり、挙句の果てに喘息の診断を受け、ステロイド剤の吸引までしなければならなくなちゃいました。
通院2ヶ月の5月になるころには、例年ならとっくに花粉症の症状もおさまっているはずが、喘息と蓄膿の症状が治りません。
そして、ついに・・・
あろうことかゴールデンウィークにインフルエンザ感染となってしまったのです。
おそらく、薬の取り過ぎで免疫力が下がっていたところにウィルスがつけいったのでしょう。
喉と鼻の専門医院に通っているにも関わらず、患部・症状が悪化するだけでなく、インフルエンザまで罹患するとは一体どういうことなのでしょう・・・。
根本治療を模索し、行き着いた糖質制限
もう、本当に参りました・・・。
通院治療とGWの臨時休業、8月の手術実施時の体制準備などで、逸失する利益を試算するとおよそ100万円です。
細々と営む自営業者の私には大金です。
しかも、痒いだの、痛いだの、しんどいだの、苦痛まで伴っていて何も良いことがありません。
これは、おかしいと思い始め、調べに調べました。
そうして出会ったのが糖質制限だったのです。
過剰な糖質摂取が血糖のコントロール不良を引き起こし、糖尿病という生活習慣病に至ることを知りました。
糖尿病のみならず、癌などの重大な疾患、鬱など精神的に重くのしかかる病、肥満や冷性・イライラなどの健康障害にいたるまで、ありとあらゆる健康問題に発展する可能性が生じるとんでもない有害因子であるというのです。
今挙げた病などから身を守る手段として糖質制限は理にかなった、食事療法だと固く認識をしたのがこの時でした。
私の副鼻腔炎も糖質の過剰摂取が原因かもしれない。
糖質制限で花粉症や副鼻腔炎は劇的に軽減できるという仮説が確信に
私は糖質制限に即座に取組んでみました。
すると、どうでしょう。
それまでの苦痛はなんだったのかというくらい、あっさり症状が全部消えちゃったのです。
もちろん、薬の服用もぜーんぶストップです。
ただ、そのころは既に私のアレルゲンであるスギとヒノキの花粉が出る時期を過ぎていたので、一概に糖質制限の成果とも言い切れません。
そこで、自分を実験台にして、1年ほどは積極的な糖質制限生活に取組んでみました。
ご飯、パンはほぼゼロ。
もともと甘いものは殆ど食べないので、特に意識することなく甘いものは食べずにいられました。
問題はビールでした。当時私は無類の酒好きで、ビールもガブガブのむほうでした。
そこは、頑張ってビールは350ml缶一杯程度。
その後は焼酎かウィスキーにしました。
ご飯を減らしただけだとお腹がすくので、足りない分は主に卵か豆腐で補いました。
そんな食生活を半年以上続けて、翌年のスギ花粉シーズンが到来します。
すると、見事なもんですね。
前年に苦しみまくったような、鼻ズルズル、喉イガイガ、みたいなストレスMAXの不快感から、若干不快に感じる程度まで低減したのです。
具体的な症状は目が痒くなったという程度です。
糖質制限で花粉症や副鼻腔炎は劇的に軽減できると、確信したのはその時です。
確信となった糖質制限のその後
それから、本当に花粉症や副鼻腔炎で苦しむということがなくやってきました。
ところが、今年、7年ぶりに花粉症に苦しんだあげく、副鼻腔炎に悩まされました。
実は今年、このコロナ禍で時間ができたので、新しい事業の準備をしているのですが、その事業というのがデザートをネット販売&デリバリーする事業なのです。
デザートは手作りの商品で、現在開発作業中です。
当然、味には拘りますので、試食を重ねます。
つまり、これまでの生活の中と比べ、かなり糖質摂取量が増えることになってしまったのです。
これが、ストレートに表れた形となりました。
分かりやすい話ですねぇ~。
そういう訳で、このブログ記事で冒頭に書いたように、耳鼻科を副鼻腔炎で受診したという訳だったのです。
今回は3月に、喉をやられて痰がからむ咳が出るようになり、1カ月ほどたった今でも症状が止まりません。
これだけだったら、自然治癒するまで様子を見るところだったのですが、頭痛がするようになってしまい、7年ぶりに耳鼻科を受診いたしました。
膿が頭部のほうへと広がっている可能性があったので、レントゲンをとりました。
先生からの説明では、確かに副鼻腔炎だけれど、それほど酷くもないとのことでした。
正直、糖質制限生活もかなり緩んでいたので、以前のようにまた手術って言われるのかなと覚悟を決めていました。
それが、慢性副鼻腔炎でもないし、花粉症をこじらせての蓄膿なので、抗生物質と治療薬で様子をみましょうということに。
副鼻腔炎の診断を受けてながら申すのもなんなのですが、私は糖質制限は副鼻腔炎に有効なのだということを、逆に確信を深めた思いです。
もし、今年デザートの開発で試食を重ねていなければ、おそらく今のような症状にはなっていなかっただろうと思います。
そんなわけで、花粉症・蓄膿・副鼻腔炎にお悩みの方は、糖質制限に取組んでみてはいかがでしょうか。
※効果を確約するものではなく、あくまで私の体験をシェアさせていたくものですので、結果については自己責任でお願いします。