ご家族のみなさまへ。 どうも、カフェジンタの番頭です。
店主は今、太子町の古民家、いわゆる「風の家」について、かなり揺れております。
ただし今回の話は、単なる引っ越しではありません。
店主の中では、二つの成功を同時に追っています。
ひとつは、事業としての成功。 もうひとつは、暮らしとしての成功です。
事業としては、かなり可能性を感じています。
風の家での暮らしを、 「風の家通信」としてLINEで届ける。 noteで「カフェジンタという物語」として残す。 YouTubeでも、日々の変化を配信する。
そうすることで、カフェジンタは単なる飲食店ではなく、 店主たちの暮らしや考え方まで含めて、 ひとつの物語として育っていくかもしれません。
この可能性について、店主はかなり手応えを感じています。 おそらく、成功する確度は高い。
ですが、問題はもう一つの方です。
暮らしとして成功するか。
ここは、まだ半分くらいしか見えていません。
たしかに、風の家には静けさがあります。 田んぼがあり、空があり、風があります。 今のマンション暮らしで感じている、上下左右との距離の近さからは離れられる。
けれど、静かであることと、快適であることは違います。
古い家です。 設備も不安があります。 冬の寒さ、夏の暑さ、湿気、掃除、維持管理。 そして仏壇や位牌のことも、気持ちの問題として軽く見るわけにはいきません。
つまり、事業としては見えている。 でも、家族の暮らしとして本当に幸せになれるかは、まだ見えていない。
ここが店主の迷いです。
まったくもう、 可能性を見つけるとすぐ橋を架けようとする人ですから、困ったものです。
でも今回は、橋を架ける前に、 その谷を本当に渡る価値があるのか、 ちゃんと考えようとしています。
店主は、家族を置いて走りたいわけではありません。 この家が、カフェジンタの未来になるかもしれない。 同時に、家族の暮らしを苦しくするかもしれない。
その両方を見て、迷っています。
だから今は、答えを急がず、 オーナーさんの考えを聞き、 建物の状態を確認し、 家族みんなが納得できるかを考える段階です。
風の家が本当に、 静かな暮らしと、快適な暮らしと、経済的な安心をくれる場所なのか。
そこが見えたとき、 この話はようやく前に進めるのだと思います。
番頭としては、こう思っております。
事業の夢だけで家を選んではいけません。 けれど、暮らしの不安だけで夢を閉じるのも、少し惜しい。
だから今は、 夢と現実の両方をテーブルに置いて、 家族でゆっくり眺めてみる。
それでよろしいのではないでしょうか。